男性というものは、いくつになっても「若くて綺麗な女性と結婚したい」と思うものです。
ネットや週刊誌などでは、「今注目すべきは、年の差婚!」「20代女性から40代、50代男性が人気!」と売上げを狙って注目記事を作ります。
こんな販売促進方法は今に始まったことではありませんが、興味がある人はついつい記事を読むために週刊誌を購入して、発刊者の思惑通りとなります。
ただ、困ったことにそこに大きな勘違い男性たちがたくさん現れます。
現実にモテたりするのは芸能人の50代ちょいワルオヤジだったり、関東圏のイケメン40代御曹司やIT企業の独身社長の40代だったりのごくごく一部のモテ男をたまたま特集記事にしただけなのに、
婚活の場でも「若い男とは違う大人の魅力がある自分なら、若い子とも付き合える…」と自己中思考で思い込み、かえって周りから嫌われ、結婚できないという話が多いものです。
ハッキリ言います。
そういう男性が『大人の魅力』と思っているのは、単に若者には無い40代、50代だからこそある『時代に乗り遅れた中年臭さ』、若者には無い落ち着きと思っているのは『オジン臭さ』なのです。
もうひとつ、若い女性が普通のサラリーマン40代、50代の独身男性をわざわざ選ぶということは爪上の土ほどの確率、皆無だということです。
自分のことが全く見えていないこういう独身男性は、困ったことに「自分が結婚する女性にはこうあってほしい」などの理想が高いのも現実で、なかなか結婚できないのです。
見た目も綺麗で可愛く、さらに家庭的で料理好きで上手で、妻として完璧な女性だけに的を絞って結婚相手を探している男性は少なくありません…。
運良く、本当に運良くお見合いからデート、そして交際ということになったとしても、自分の勘違いと女性への理想が高いので、女性からはすぐに嫌われて結局長続きをすることはありません。
女性への高すぎる理想から離れることを知らず、婚活を何年もしている間に条件がドンドン悪くなる年齢を重ねてしまい、悪循環でさらに焦り出すことでしょう。
最終的に、自分の勝手な理想だけを追い駆けるのではなく、妥協しなくてはいけない所もある事に気づくまでには相当な時間が掛かってしまいます。
しかし、タイムリミットもあるのです。
気付いたときには定年まで10年を切ったとか、誰も相手にしてくれない環境になってしまった…、なんてことにならないようにしてほしいと願うばかりです。
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