人は自分の立場を中心に置き、物を言いがちです。
いわゆる、わがまま→我がまま→自己中→自分勝手 ということです。
しかし、相手の立場に立った時にはじめて見えることはたくさんあります。
例えば、人に文句や注意、指摘を言う前に、相手の立場に立って見ると、
どんな言い方がいいのか心遣いをもって伝えるものでしょう。
自分の価値観(小さいものさし)だけで物を言うからこそ、
相手を傷つけてしまうことも多々あるものです。
「この人と話していると、自分のありのままを話せてとても安心する。」
という相手が一人くらいはいるものです。
それは、その人が自分の思いを汲み取って、それを理解し、共感してくれることが多いからです。
人は誰もが、「自分の気持ちを分かってほしい!」と思っています。
だからこそ、相手の気持ちをきちんと汲み取り、
その上で相手にとって最適な言葉を投げかけることができると、相手を惹きつけることができます。
自分の気持ちばかりを一方通行で相手に投げ、
吐き出して勝手に自己満足していませんか?
「相手の気持ちを汲む」→「理解する」→「その上で自分の気持ちも相手に投げる」
とするだけでも、コミュニケーションは随分、スムーズになるはずです。
多くの人は自分の人生に一杯いっぱいです。
それはしょうがないことです。そういうものです。
でも、相手の立場でも物事を見られるようになったとき、
むしろ自分の立場も良くなることは多々あるのです。
人の立場に立って物事を考えられるようになって、
愛される人になりましょうね。
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