やはり日本の結婚事情は、たいへんな状況となっています。
50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたことが、研究機関の調査で分かりました。
こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回調査から男女とも過去最高を更新したとのことです。
研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出しているそうで、男性は1970年まで、女性は1960年まで1%台が長い間続いていましたが、その後、増加傾向に拍車がかかっています。
都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手26・16%、東京26・06%が続いた。
女性は東京の19・20%が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%でした。
低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%。
同研究所が公表した出生動向基本調査によると、
「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は、男性85・7%、女性89・3%と非常に多いのです。
しかし、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみているようです。
「いつ、結婚する?今でしょ!」ではないですが、
現在のご自分の状況から判断して、10年後、20年後のご自分の婚活環境を判断したとき、過ぎた過去は別として、今が一番良いときではないでしょうか。
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