【2017年05月20日】
当事務局の仲人さん同士の会話ですが、
「お盆の時期や年末年始の時期になると、急に親御さんからの相談が増え出しますね~」という言葉が今年も出始めました。
昔からの習わしのようなものですが、
普段はほとんど会うことがない親戚や身内がこの時期になると本家に線香をあげに訪れて久し振りに顔を合わせます。
まずはお互いの健康を喜び合います。
ごくごく普通の会話をしても、前回お互いに会ってからの日常、環境の変化をひと通りどちらからともなく話します。
そして、ひとしきり話しをしてひと段落すると、必ず話題になるのが
「ところで〇〇は、まだ独りか?」という息子、娘の結婚話し・・・
その場に独身の本人がいようものなら、説教じみた話しが叔父や叔母から出始めます。
よくしたもので、独身の本人はそういう話が出るのを予測しているので、何処かに出掛けてしまったり不在なのが通例のようです。
親や身内としては一年に一度や二度はそれとなく、
「おまえ、いつになったら結婚するんだ?親も歳を取ったし、いい人 会社とかにいないのか?」
とやんわりと言いたくなるわけで・・・。
現代はこういう感じのお宅さまばかりですね。
まったく目先を変えて、もっと現実的に!
「おい〇〇、こういういい子を叔父さんが話を通して会う段取りする(した)から、おまえ、一度会ってみろ。」
どうなると思いますか?
本人は「えぇ~?いいよ別に・・・自分でなんとかするから~」とか言うでしょう。
続けて、「まぁ、いいから会ってみろ!優しくていい子だから!」さらに続けて、
「相手に言ってみるから、良い返事だったら会えよ!ナッ!わかったな!」
さて、どうなるでしょう。
「わかったよ…」ってなるわけない、と思いますよね。
私たちの経験では70%、「わかったよ…」となると思います。
ただ口だけで「結婚しろ」と説教するというケースは山ほどあります。
しかし、
実際に‟本人を尊重しながら”実際の段取りまでして踏み込んだことがある、という話しを聞いたことはほとんどありません。
‟本人を尊重しながら”実際の段取りまで踏み込む、
そんなに簡単にできるものではありません。
これが熟練した当事務局の仲人ならできる、ということなのです。
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