お見合いは、結婚相手を決めるためのとても大切な場面です。自分の人生を大きく左右するものですので、しっかりと相手のことを見極めなければいけません。
それは、お相手にとっても同じことです。
できれば何の失敗もないようにしたいのですが、初めての場合には何が起こるかわかりません。
最低でも、これくらいは!という部分について書いてありますので、ご自身の認識にズレがないか読んでみてくださいね。
男性は、スーツ又はジャケットにシャツなど、清潔感のある真面目な印象になるように心がけて下さい。
女性は、お見合い場所や時間帯を考えて、派手でない清楚な印象でお相手に失礼のないように配慮して下さい。
最初の第一印象が大切です。
※Tシャツやジーンズはお見合いの場面ではNGです。また、男性は女性の目が行きやすい、頭髪、爪、などのお手入れ、靴の汚れなどは要チェックです。
『時間がギリギリでなんとか間に合ったけど、座ろうにも席がイッパイで座れない・・・(泣)』なんてことが意外と多いのに驚きます。
最低でも定刻の20分前には指定の場所へ到着するようにしましょう。そして、男性は店員さんに「待ち合せなので、どこか静かな席をお願いします。」とあらかじめ席をとっておけば、お相手が来たときに「はじめまして!先に席をとっておきましたのでどうぞ!」とスムーズに入店できますね。
逆にそれを女性にやってもらっていたとしたら、最悪のマナー違反ですね。
「はじめまして、○○です。よろしくお願いします。」と自分からご挨拶を。
挨拶は爽やかに笑顔で、はっきりと名乗って会釈しましょう。
普通は男性側からお声掛けをするのがマナーですね。
女性側も「はじめまして、○○です。よろしくお願いします。」と笑顔で応えましょう。
この第一歩でつまずく男性がいますので、通常の礼儀として覚えていてくださいね。
明るくハキハキと、終始にこやかを心掛けましょう。
緊張して自分のことばかりを話してしまう男性がよくいますが、お話し中はお相手に興味をもって投げ掛けをするなど、お相手の良い面を見つけるようにしましょう。逆にたずねられたときは、あまりダラダラと長く話さずに簡潔に答え、キャッチボールの会話をしましょう。
もし、フィーリングが合わない場合でも不機嫌な態度はマナー違反です。お相手に対する感謝の気持ちを忘れず、お互いに気持ちの良いお見合いにしましょう。
話題が見つからないからといって、過去の恋愛や所属相談所についての話、他のお相手とのお見合いの話は絶対に触れないのがマナーです。
お見合い時間は、通常1時間ほどで切り上げるのが目安です。
また、お見合い時のお相手女性の「お茶代」については、男性が支払うのがマナーです。
女性は、当然と思わず「ありがとうございます」の一言を忘れずに。
男性の中には質問してみると、個々に支払うのが普通と思っている方がいたり、女性が「いえ、自分でお支払いします」と言われて、「あっ、そうですか。」と別々の支払いを容認してしまう方もいます。マナーとしては最悪ですね。この場合、男性は「いえ、ここは私が、」とスッと支払いを済ませてほしいものです。
カンタンで構いませんが、好感が持てたお相手ならば、「今日は楽しい時間をありがとうございました。よろしければ、ぜひ、またお会いしたいと思っています。」と笑顔でお相手に伝えましょう。
「今日はありがとうございました。」だけでお別れしたら、なんか完結?みたいで余韻も何も残らない気がしませんか?
ダメだったのかな・・・とお相手は思ってしまうかも知れません。また、自分が前向きな気持ちでいるのに、お相手に「今日はありがとうございました。」とだけでお別れしたら、どうでしょうか?
お見合いは、結婚を前提に行なうものです。
相手に対する“おもいやり”、“やさしさ”は、お見合いの結果をとても大きく左右するものですので気をつけましょう。
結婚相談・婚活入門へ